ボルボの歴史と未来に触れる施設『WORLD OF VOLVO』
こんにちは!ボルボ・カー長崎です。
自然を共有する精神に基づく建築
ボルボの母国スウェーデン第2の都市であるイェーテボリの中心部に、新しいブランド体験の場
「WORLD OF VOLVO」がオープンしました。北欧を代表する現代建築家へニング・ラ―セン氏の事務所が手がけた総面積
22,000㎡、地下1階・地上5階の建物は、モダンでスウェーデンらしい木造建築。自然や他者に影響を与えなければ、
あらゆる土地(他人の所有地も含む)に自由に立ち入って自然と親しむことができる、という権利
「アレマンスレッテン」にインスピレーションを受けた設計です。円形のフォルム、木の幹から枝が広がっているような
構造、自然との一体感といった点にその精神が反映されています。
なお、建物への入場は無料です。
楽しみながら学べる多彩なエキシビション
注目は、3階のボルボの歴史や未来のビジョンを紹介するエキシビションスペース(有料)。
ボルボが注力している安全テクノロジーとEVに関して、見るだけでなく体験しながら考えを深めることができる様々な
アクティビティが用意されています。ボルボが発明した3点式シートベルトによって命を救われた人々の写真と共に、
各人にまつわるストーリーを聴くコーナー。ボルボが昨今のEVムーブメントより前の1979年に製作した最初のEVプロトタイプ
2009年に市販化したEVのC30Electricをはじめとする、歴代モデルの展示。
さらには急ブレーキ体験やショベルカーの操縦体験、人の動きに反応するアート作品、ボルボの昔のテレビCM放映など、
1日中いても飽きることがありません。
スウェーデンの新たな観光スポット
地下1階は駐車場、1階はインフォメーション、2階は地元産の旬の食材を使うレストランやグッズショップが設けられています。
4階・5階はラウンジおよびカンファレンススペースとなっており、イベントや講演会、会議を開催できる最大1,100名を収容可能な
多目的ホール、さらには放送スタジオも。ボルボに関する知識はもちろん、安全やサステナビリティについて家族みんなで
楽しみながら多角的に学べるWORLD OF VOLVO。
イェーテボリ中央駅からアクセスしやすいロケーションなので、スウェーデンを旅行される際にはぜひ足をお運びください!